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キャリアアドバイザーコラム

増える!?病院の改築・新築移転

ニュースから考える

先日も2軒ほど、改築工事に着手している病院をお見かけしました。

建築基準法の改正や診療報酬の改定などがあった際には、
各病院がその都度、耐震補強工事や病床の再編などに
苦慮されてきたというお話を何度もお聞きしました。

外壁塗装、院内の壁面のリニューアルなど、患者さまの目線も意識しながら、
老朽化を食い止め、改善しようといろいろ努力をされてきていますが、
費用の面もあり、全館リニューアルの検討は難しい病院さまもございます。

さらには、改築や移転を果たした場合においても、
様々な問題が生じているようです。
今回は過去にお聞きした事例などについてお話させていただきます。

例えば、ある病院さまでは診療報酬の改定のたびに、
全館改築や病床数を返上・他院へ譲渡を検討する、あるいは実際に実施するとなると、
経営的にも疲弊することになることから、
施設・設備については余力を持たせる工夫をしようと思うというお話を伺いました。
ただ、そうなると土地も広めに取得しなければならないことから、
なかなか判断も難しいのでは?と思いました。

また、病床区分を変更される場合などは、
入院患者の稼働率のみならず、看護基準や在院日数など対処すべき箇所がさまざまある中で、
施設面の物理的な改善も迫られることになり、
お話を伺っているだけで医療経営の難しさを実感します。

一昨年ほどから、私の管轄の関西圏では、
特に移転や新病棟の建設などを数多く目にするようになりました。
患者さまも、開放感のある綺麗な病院で診察や入院を受けられますし、
若手の研修医にとっても、新病院という響きは設備面も含め魅力的に映るようで、
実際に人員が増えたという事例もお聞きします。
そういった意味で先行投資が無駄ではないという一面はあります。

しかし、実際に工事に踏み切るとなれば億単位の費用がかかるわけで、
都道府県や市区町村に資金の支援をお願いするケースが大半です。
その際、エリアによっては「病床返上が交換条件となった」という
ケースもあるようですのし、資金調達の苦労も相当なものです。

私たちは、日々このような病院経営の難しさを多少なりとも軽減できるよう、
長くご活躍いただける先生をご紹介できるように努めてまいります。


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